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多くの善人がいざという場合に突然悪人になるのだから油断してはいけないといった事を。
あの時あなたは私に興奮していると注意してくれました。
そうしてどんな場合に、善人が悪人に変化するのかと尋ねました。
私がただ一口(ひとくち) 金(かね)と答えた時、あなたは不満な顔をしました。
夏目漱石 「こころ」より
遺産分割協議が、円満に終わる方は多いです。
しかし、その一方で、遺産分割協議がまとまらず、「相続争い」の泥沼に陥ってしまう方が多いのもまた事実です。
リア王(シェークスピア)や、犬神家の一族(横溝正史)のように、相続をめぐる争いを題材にした文学作品も古今東西を問わずに著されてきました。
残念ながら、財産が欲しいという「欲」は、優しい心を持った人をも乱し、親兄弟の仲を引き裂いてしまうのは、古今東西、いつの時代でも変わらないようです。
法律では、相続は平等を原則として定められています。
しかし、この人権の基本であるはずの「平等」が、相続争いを生み出しているという考見方もあります。
どういうことかと言うと、相続人それぞれの立場から見た「平等」の意味が異なってしまっているのです。
例えば、父親の介護を最後まで行った長男と、早くに家を出て独立した次男の二人兄弟の家の場合で考えてみます。父親が死亡した時、法律では、兄弟二人の相続権は平等です。
よって、兄弟二人が取得できる相続財産は同じです。
しかし、長男の視点から見ると、ずっと父親の介護をしてきた自分と、介護を全くしなかった弟が取得できる財産が同じであるというのは、不平等であるように見えます。
逆に、次男の視点から見ると、同じ兄弟なのだから、取得できる相続財産が異なるとすると、その方が不平等であるように見えます。
このように、相続人同士で、「平等」と考える基準や価値観が異なってしまうことが、相続争いの原因になる場合もあると考えられます。
相続争いが起きないようにするためには、遺言書が必要になります。遺言書があった場合、相続財産は遺言書のとおりに名義変更しなければなりませんから、「相続争い」は発生しません。(遺留分の減殺請求を除きます。)
そして、相続財産をどのように分けるのがいちばん平等になるかを判断できるのは、遺言者しかいません。
しかも、農業をやっていた人やお店を経営していた人のように、財産を相続人に平等に相続させてしまうと、その財産が使いものにならなくなってしまう場合もあります。
当事務所は、お客様の考える最善の相続方法を実現するために、最良の遺言書のご提案をいたします。
内容が分からない、もっと詳しく聞きたいなど、疑問・質問がございましたら、お電話にて、お気軽にご相談ください。
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